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@ 2008-06-30 22:22 Naoaki Shindo (shindo)
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From: Naoaki Shindo (shindo) @ 2008-06-30 22:22 UTC (permalink / raw
  To: gentoo-commits

shindo      08/06/30 22:22:33

  Modified:             alsa-guide.xml
  Log:
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1.23                 xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml

file : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml?rev=1.23&view=markup
plain: http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml?rev=1.23&content-type=text/plain
diff : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml?r1=1.22&r2=1.23

Index: alsa-guide.xml
===================================================================
RCS file: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml,v
retrieving revision 1.22
retrieving revision 1.23
diff -u -r1.22 -r1.23
--- alsa-guide.xml	11 Sep 2006 16:57:54 -0000	1.22
+++ alsa-guide.xml	30 Jun 2008 22:22:33 -0000	1.23
@@ -1,5 +1,5 @@
 <?xml version='1.0' encoding="UTF-8"?>
-<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml,v 1.22 2006/09/11 16:57:54 idani Exp $ -->
+<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/alsa-guide.xml,v 1.23 2008/06/30 22:22:33 shindo Exp $ -->
 
 <!DOCTYPE guide SYSTEM "/dtd/guide.dtd">
 
@@ -9,9 +9,18 @@
 <author title="Author">
   <mail link="fox2mike@gentoo.org">Shyam Mani</mail>
 </author>
+<author title="Author">
+  <mail link="nightmorph@gentoo.org">Joshua Saddler</mail>
+</author>
+<author title="Contributor">
+  <mail link="flameeyes@gentoo.org">Diego Pettenò</mail>
+</author>
 <author title="翻訳">
   <mail link="solidsneak@hyper.cx">小林弘樹</mail>
 </author>
+<author title="翻訳">
+  <mail link="katanotsupqr@gmail.com">増田 昌也</mail>
+</author>
 
 <abstract>
 このドキュメントはGentoo LinuxでALSAを設定する際の手助けとなります。
@@ -21,10 +30,10 @@
 <!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->
 <license/>
 
-<version>2.14</version>
-<date>2006-07-06</date>
+<version>2.23</version>
+<date>2008-03-05</date>
 
-<!-- Original revision: 1.69 -->
+<!-- Original revision: 1.81 -->
 
 <chapter>
 <title>初めに</title>
@@ -48,111 +57,32 @@
 <body>
 
 <p>
-Gentooの主要な長所の内の一つに、ユーザがシステムをどのようにインストールし、設定するかを最大限に制御できることです。
-GentooでのALSAはこの原理に従っています。
-システムにALSAを導入するには2通りの方法があります。
-次の章でそれらについて詳しく見ていきましょう。
-</p>
-
-</body>
-</section>
-</chapter>
-
-<chapter>
-<title>ALSAのインストール</title>
-<section>
-<title>選択</title>
-<body>
-
-<warn>
-以下に説明されている手法は相互排他です。
-カーネル付属のソースでコンパイルしたALSAと<c>media-sound/alsa-driver</c>を同時に使うことは出来ません。
-もし行った場合は失敗する<e>でしょう</e>。
-</warn>
-
-<p>
-2つの選択肢があります。
-</p>
-
-<ol>
-  <li>
-  カーネルによって提供されるALSAを使う。これは好ましく、推奨されている方法です。
-  </li>
-  <li>
-  Gentooの<c>media-sound/alsa-driver</c>パッケージを使用する。
-  </li>
-</ol>
-
-<p>
-最終判断を下す前に、それぞれを簡単に見てみましょう。
+歴史的に、GentooはALSAを立ち上げ動作させる方法を2通り提供していました。
+それは、<e>カーネル内部の</e>ドライバと外部の<c>alsa-driver</c>パッケージです。
+2つの方法は本質的に同じことをしています。
+このことが他のパッケージのサポートを難しくし、また時間を浪費させる原因となっていました。
+そこで、Gentooのメンテナは<c>alsa-driver</c>パッケージを廃止し、Linuxカーネル内で入手できるALSAドライバに資源を集中させる決定を下しました。
+このガイドはカーネル付属のドライバによるALSAの設定だけに焦点を絞っています。
 </p>
 
 <p>
-カーネルによって提供されるALSAを使うなら、以下のような利点と欠点があります。
-</p>
-
-<table>
-<tr>
-  <th>カーネルでのALSA</th>
-  <th>利点と欠点</th>
-</tr>
-<tr>
-  <th>+</th>
-  <ti>ドライバがカーネルに統合されているのでとても安定している</ti>
-</tr>
-<tr>
-  <th>+</th>
-  <ti>一発解決、emergeを繰り返す必要なし</ti>
-</tr>
-<tr>
-  <th>-</th>
-  <ti><c>alsa-driver</c>よりはちょっと古いバージョンでしょう</ti>
-</tr>
-</table>
-
-<p>
-そして、alsa-driverを使う場合には、これが利点と欠点です。
+もしまだ<c>alsa-driver</c>パッケージを必要としているなら、なぜカーネル付属のドライバが動かないのか<mail
+link="alsa-bugs@gentoo.org">GentooのALSAメンテナ</mail>にメールを送ってください。
+必ず詳細なエラーログも添付してください。
 </p>
 
-<table>
-<tr>
-  <th>alsa-driver</th>
-  <th>利点と欠点</th>
-</tr>
-<tr>
-  <th>+</th>
-  <ti>ALSAプロジェクトによる最新のドライバ</ti>
-</tr>
-<tr>
-  <th>-</th>
-  <ti>カーネルの再コンパイルの度に<c>alsa-driver</c>の再emergeが必要</ti>
-</tr>
-<tr>
-  <th>-</th>
-  <ti>正常動作のためにいくつかのカーネル設定オプションを無効にする必要有り</ti>
-</tr>
-</table>
-
 </body>
 </section>
-<section>
-<title>つまり...</title>
-<body>
-
-<p>
-<c>alsa-driver</c>とカーネルによるALSAの主な違いは、<c>alsa-driver</c>はカーネルよりもより最新のバージョンを使用できることです。
-これはそれほど大きな違いではないので、使い勝手を考えるとカーネルが提供するALSAを使用することが推奨されています。
-サウンド関連の問題を<uri link="https://bugs.gentoo.org">Gentoo Bugzilla</uri>に報告する前に、<c>alsa-driver</c>を使って問題を再現し、結果がどうであれバグレポートを提出するようにしてください。
-</p>
+</chapter>
 
-</body>
-</section>
+<chapter>
+<title>ALSAのインストール</title>
 <section id="lspci">
 <title>取りかかる前に</title>
 <body>
 
 <p>
-どちらのインストール方法を選んだにせよ、サウンドカードがどのドライバを使うのか知る必要があります。
+最初に、サウンドカードがどのドライバを使うのか知る必要があります。
 ほとんどの場合、サウンドカード(オンボードやそれ以外)はPCIで接続されており、<c>lspci</c>を使うことにより必要な情報を得ることが出来ます。
 もし<c>lspci</c>がまだインストールされていなければ、<c>emerge sys-apps/pciutils</c>を行ってインストールしてください。
 USBサウンドカードを使っている場合は、<c>sys-apps/usbutils</c>の<c>lsusb</c>が手助けになる<e>かもしれません</e>。
@@ -190,25 +120,25 @@
 
 <p>
 以上の結果より、マシンのサウンドカードがSound Blaster Live!で、製造元がCreative Labsであることが分かります。
-<uri link="http://www.alsa-project.org/alsa-doc/"> ALSA Soundcard Matrix</uri>へ行き、ドロップダウンメニューからCreative Labsを選びましょう。
-Creative Labsの一覧ページが表示され、SB Live!は<c>emu10k1</c>モジュールを使っていることが分かります。
+<uri link="http://bugtrack.alsa-project.org/main/index.php/Matrix:Main">ALSA Soundcard Matrix</uri>へ行き、ドロップダウンメニューからCreative Labsを選びましょう。
+Creative Labsの一覧表が表示され、SB Live!は<c>emu10k1</c>モジュールを使っていることが分かります。
 これが現在必要な情報です。
 もし詳細な情報に興味があるなら、"Details"のリンクをクリックし、<c>emu10k1</c>のページを見てください。
 </p>
 
+<p>
+もしMIDIを利用するつもりなら、どんなALSAパッケージもemergeする前に<path>/etc/make.conf</path>のUSEフラグに<c>midi</c>を加えるべきです。
+このガイドの後の方で<uri link="#midi">MIDIサポート</uri>の設定方法を示します。
+</p>
+
 </body>
 </section>
 <section id="kernel">
-<title>カーネルによって提供されるALSAを使う</title>
+<title>カーネルの設定</title>
 <body>
 
-<p>
-あなたが私のように物事を単純なままにしておくのが好きな人なら、これがあなたの取るべき方法です。
-</p>
-
 <note>
 2005.0リリースから、Gentoo Linuxは2.6カーネルをデフォルトカーネルとして使用します。
-もし2.4プロファイルを明示的に使用していない限り、<c>gentoo-sources</c>は<e>ほとんどの</e>アーキテクチャで2.6カーネルを使用します。
 あなたのカーネルが2.6シリーズのカーネルかを確認してください。
 この方法は2.4カーネルでは<e>動作しません</e>。
 </note>
@@ -295,81 +225,6 @@
 
 </body>
 </section>
-<section id="alsa-driver">
-<title>ALSAドライバパッケージを使う</title>
-<body>
-
-<p>
-あなたは<c>alsa-driver</c>を使うことを決定しました。
-では始めましょう。
-使っているサウンドカード用のドライバのみが確実にコンパイルされるようにするためのいくつかの小さな事があります。
-これは必要ではありませんが、コンパイルされる不必要なドライバの量を減らすことが出来ます。
-</p>
-
-<p>
-使っているサウンドカードにはどのドライバが必要か分からなければ、<uri link="#lspci">lspci</uri>の章を参照してください。
-ドライバ名(例では<c>emu10k1</c>)が分かったのなら、<path>/etc/make.conf</path>を編集して<c>ALSA_CARDS</c>という変数を追加します。
-</p>
-
-<pre caption="ALSA_CARDSをmake.confに追加">
-<comment>(カードが1つだけの場合)</comment>
-ALSA_CARDS="emu10k1"
-<comment>(カードが複数あるなら、名前をスペースで区切る)</comment>
-ALSA_CARDS="emu10k1 via82xx"
-</pre>
-
-<p>
-カーネルを既にコンパイルしており、<c>alsa-driver</c>を使いたいと思うなら、先へ進む前に以下のことを確認してください。
-さもなければ、<c>alsa-driver</c>の導入に失敗するでしょう。
-次のコードは確認を行う1つの方法です。
-</p>
-
-<note>
-<c>genkernel</c>ユーザは、デフォルトで以下のようになっているため、<uri link="#doc_chap2_pre6">alsa-driverのインストール</uri>に進むことが出来ます。
-</note>
-
-<ol>
-  <li>
-  <c>CONFIG_SOUND</c>が設定されている。 (Basic Sound supportが有効)
-  </li>
-  <li>
-  <c>CONFIG_SOUND_PRIME</c>が設定されていない。 (In-built OSS supportが無効)
-  </li>
-  <li>
-  <c>CONFIG_SND</c>が設定されていない。 (In-built ALSA supportが無効)
-  </li>
-  <li>
-  <path>/usr/src/linux</path>がALSAを動作させたいカーネルをさしている。
-  </li>
-</ol>
-
-<pre caption=".configの確認">
-<comment>(linuxシンボリックリンクが正しいカーネルをさしていると仮定します)</comment>
-# <i>cd /usr/src/linux</i>
-# <i>grep SOUND .config</i>
-<comment>(1.の通りになっている)</comment>
-CONFIG_SOUND=y
-<comment>(2.の通りになっている)</comment>
-CONFIG_SOUND_PRIME is not set
-# <i>grep SND .config</i>
-<comment>(そして3.の通りになっている)</comment>
-CONFIG_SND is not set
-</pre>
-
-<p>
-では魔法の言葉を入力しましょう。アブラカタブラではありませんよ。
-</p>
-
-<pre caption="alsa-driverのインストール">
-# <i>emerge alsa-driver</i>
-</pre>
-
-<impo>
-カーネルのコンパイルの度に以前のドライバが削除されるため、その度に<c>emerge alsa-driver</c>を実行する必要があると言うことに注意してください。
-</impo>
-
-</body>
-</section>
 </chapter>
 
 <chapter>
@@ -388,7 +243,7 @@
 </pre>
 
 <note>
-ALSAを<uri link="#kernel">カーネル</uri>で有効にし、<e>そして</e>ALSAをモジュールとしてコンパイルしていなければ、<uri link="#initscript">ALSA Initスクリプト</uri>の章へ進んでください。
+もしALSAをモジュールとしてコンパイルしていなければ、<uri link="#initscript">ALSA Initスクリプト</uri>の章へ進んでください。
 必要なことはALSAの設定だけです。
 <c>alsa-utils</c>によって提供される<c>alsaconf</c>ツールを使用することによって簡単に行うことが出来ます。
 </note>
@@ -399,13 +254,18 @@
 <title>設定</title>
 <body>
 
+<p>
+最近のバージョンの<c>udev</c>(<c>>=udev-103</c>)はある程度カーネルレベルでサウンドカードの自動設定機能を提供します。
+可能ならサウンドーカードをカーネルの自動設定のみに任せてみてください。
+そうでなければ、以下で述べるように、<c>alsaconf</c>を使って設定してください。
+</p>
+
 <note>
 <c>alsaconf</c>実行中は、サウンドカードにアクセスする<e>可能性のある</e>全てのプログラムを終了してください。
 </note>
 
 <p>
-サウンドカードを設定する最も簡単な方法は<c>alsaconf</c>を実行することです。
-rootとなってシェル上で<c>alsaconf</c>と入力するだけです。
+サウンドカードを設定するために、rootとなってシェル上で<c>alsaconf</c>と入力してください。
 </p>
 
 <pre caption="alsaconfの起動">
@@ -416,7 +276,7 @@
 自動的にデバイスを検索し、サウンドカードを発見しようとする、すっきりとしたインターフェースが表示されるでしょう。
 一覧からサウンドカードを選択するよう言われるでしょう。
 完了したら、<path>/etc/modules.d/alsa</path>の必要な修正を自動的に行う許可を尋ねられるでしょう。
-その後ボリューム設定を最適なレベルに合わせ、<c>modules-update</c>を起動して<path>/etc/init.d/alsasound</path>サービスを開始します。
+その後ボリューム設定を最適なレベルに合わせ、<c>update-modules</c>を起動して<path>/etc/init.d/alsasound</path>サービスを開始します。
 <c>alsaconf</c>が終了したら、ALSA initスクリプトの設定に進むことが出来ます。
 </p>
 
@@ -478,19 +338,7 @@
 </p>
 
 <pre caption="サービスの開始">
-<comment>(モジュール版ALSA)</comment>
-# <i>/etc/init.d/alsasound start</i>
- * Loading ALSA modules ...
- * Loading: snd-card-0 ...        [ ok ]
- * Loading: snd-pcm-oss ...       [ ok ]
- * Loading: snd-seq ...           [ ok ]
- * Loading: snd-emu10k1-synth ... [ ok ]
- * Loading: snd-seq-midi ...      [ ok ]
- * Restoring Mixer Levels ...     [ ok ]
-<comment>(組み込み版ALSA)</comment>
 # <i>/etc/init.d/alsasound start</i>
- * Loading ALSA modules ...
- * Restoring Mixer Levels ...     [ ok ]
 </pre>
 
 <p>
@@ -562,7 +410,7 @@
 最後に、音楽を流してみましょう。
 ここまで完璧であれば、素晴らしい音楽を聴くことが出来るはずです。
 テストを行う簡単な方法は、<c>media-sound/madplay</c>の様なコマンドラインツールを使うことです。
-<c>mpg123</c>や<c>xmms</c>の様なよく知られている物も使用することが出来ます。
+<c>mpg123</c>の様なよく知られている物も使用することが出来ます。
 oggのファンなら、<c>media-sound/vorbis-tools</c>から<c>ogg123</c>を使用することも出来ます。
 最適なプレーヤーを使用します。
 いつものように、必要な物を<c>emerge</c>します。
@@ -570,7 +418,7 @@
 
 <pre caption="ソフトウェアを入手する">
 <comment>(必要なアプリケーションをインストール)</comment>
-# <i>emerge madplay mpg123 xmms</i>
+# <i>emerge madplay mpg123</i>
 <comment>(.oggファイルを再生する)</comment>
 # <i>emerge vorbis-tools</i>
 </pre>
@@ -639,7 +487,7 @@
 0 [Live           ]: EMU10K1 - Sound Blaster Live!
                      Sound Blaster Live! (rev.6, serial:0x80271102) at 0xb800, irq 11
 
-<comment>(私のようにALSAをカーネルから外しており、alsa-driverがどれか分からないのなら、これは現在動作しているALSAのバージョンを表示します)</comment>
+<comment>(これは現在動作しているALSAのバージョンを表示します)</comment>
 # <i>cat /proc/asound/version</i>
 Advanced Linux Sound Architecture Driver Version 1.0.8 (Thu Jan 13 09:39:32 2005 UTC).
 
@@ -670,6 +518,8 @@
 0: SigmaTel STAC9721/23
 </pre>
 
+<!-- TODO: remove this a few months after alsa-driver leaves the tree -->
+
 <p>
 他の最も一般的な問題は、恐るべき"Unknown symbol in module"エラーです。
 以下に例を示します。
@@ -750,9 +600,12 @@
 # <i>grep device_mode /etc/modules.d/*</i>
 </pre>
 
+<!-- End of removal notice -->
+
 <p>
 たいてい、<c>options snd device_mode=0666</c>と書かれた行がある<path>alsa</path>と呼ばれるファイルがあります。
-この行を削除し、alsasoundサービスを再起動します。そして、この問題がないか再度確認してください。
+この行を削除し、<c>alsasound</c>サービスを再起動します。
+そして、この問題がないか再度確認してください。
 </p>
 
 </body>
@@ -761,11 +614,17 @@
 
 <chapter>
 <title>ALSAのその他</title>
-<section>
+<section id="midi">
 <title>MIDIサポートの設定</title>
 <body>
 
 <p>
+最初に、<path>/etc/make.conf</path>で<c>midi</c>のUSEフラグを有効にしているか必ず確認してください。
+もし有効なっていなければ、すぐに追加してください。
+そして、<c>alsa-lib</c>や<c>alsa-utils</c>のような<c>midi</c>フラグを使用するALSAパッケージをすべて再emergeする必要があります。
+</p>
+
+<p>
 サウンドカードがオンボードMIDIシンセサイザーを搭載しており、.midファイルを再生したいのなら、AWE32ドライバを制御するための基本的なユーティリティのセットである<c>awesfx</c>をインストールする必要があります。
 まずこれをインストールします。ハードウェアシンセサイザーが搭載されていなければ、仮想的な物を使用することが出来ます。
 詳しい情報は<uri link="#vsynth">仮想シンセサイザー</uri>の章を参照してください。
@@ -835,19 +694,15 @@
 
 <p>
 timidityで音楽を再生するには、サウンドフォントが必要です。
-何も持っていなければ、<c>timidity-eawpatches</c>か<c>timidity-shompatches</c>をインストールします。
+幸い、ebuildでいくつかのサウンドフォントパッケージをインストールすることが可能です。
+<c>timidity-freepats</c>や<c>timidity-eawpatches</c>の様にPortageで利用可能な異なるフォントパッケージがいくつか存在します。
 複数のサウンドフォント設定をインストールすることが出来、<path>/usr/share/timidity/</path>に置くことが出来ます。
-複数のtimidity設定を切り替えるには、timidity++パッケージによって提供される<c>timidity-update</c>ツールを使用します。
+複数のtimidity設定を切り替えるには、<c>eselect</c>ツールを使用します。
 </p>
 
-<pre caption="サウンドフォントのインストール">
-# <i>emerge timidity-eawpatches</i>
-# <i>timidity-update -g -s eawpatches</i>
-
-<comment>(もしくは)</comment>
-
-# <i>emerge timidity-shompatches</i>
-# <i>timidity-update -g -s shompatches</i>
+<pre caption="設定の変更">
+# <i>eselect timidity list</i>
+# <i>eselect timidity set eawpatches</i>
 </pre>
 
 <p>
@@ -871,11 +726,11 @@
 
 <p>
 いくつかのサウンドカードでは<c>alsa-tools</c>と<c>alsa-firmware</c>が提供するいくつかのツールが役立ちます。
-<c>alsa-tools</c>が必要なら、以下のようにして、必要なツールを<path>/etc/make.conf</path>のALSA_TOOLS変数で定義します。
+単純に<c>emerge</c>を使用することで、どちらもインストール出来るでしょう。
 </p>
 
-<pre caption="/etc/make.confでALSA Toolsを選択">
-ALSA_TOOLS="as10k1 ac3dec"
+<pre caption="ALSA Toolsのインストール">
+# <i>emerge alsa-tools</i>
 </pre>
 
 <p>
@@ -890,11 +745,55 @@
 </body>
 </section>
 <section>
+<title>複数のサウンドカード</title>
+<body>
+
+<p>
+カーネルでALSAをモジュールとして組み込んでいれば、システムで同時にひとつ以上のサウンドカードを持つことができます。
+必要なのは<path>/etc/modules.d/alsa</path>にどれが最初に起動するか記述することだけです。
+サウンドカードはこのファイルの中で、それらが使用するドライバの名前によって識別されます。
+0は最初のカード、1はその次のカードです。
+これは2つのサウンドカードを持つシステムの例です。
+</p>
+
+<pre caption="2つのサウンドカードがあるときの/etc/modules.d/alsa">
+options snd-emu10k1 index=0
+options snd-via82xx index=1
+</pre>
+
+<p>
+あるいは、同じドライバを使用する2つのサウンドカードを持っているなら、それらをカンマで区切って同じ行に書いてください。
+これは3つのサウンドカードのうち2つが同じIntel High Definition Audioカードのときの例です。
+</p>
+
+<pre caption="複合的なサウンドカードがあるときの/etc/modules.d/alsa">
+options snd-ymfpci index=0
+options snd-hda-intel index=1,2
+</pre>
+</body>
+</section>
+<section>
+<title>プラグイン</title>
+<body>
+
+<p>
+特別な機能を求めて、プラグインをいくつかインストールすることもあるでしょう。
+<c>alsa-plugins</c>は有用なプラグインのコレクションで、PulseAudio出力、サンプリングレートの変換、jack(低遅延サウンドサーバ)、そして、デジタルS/PDIF接続を通した6チャンネルオーディオ出力を可能にするエンコーダが含まれています。
+あなたは<path>/etc/portage/package.use</path>にそれらのUSEフラグ追加することで、欲しいプラグインを選ぶことが出来ます。
+</p>
+
+<pre caption="alsa-pluginsのインストール">
+# <i>emerge -avt alsa-plugins</i>
+</pre>
+
+</body>
+</section>
+<section>
 <title>謝辞</title>
 <body>
 
 <p>
-以前のバージョンのGentoo ALSAガイドに協力した皆さん。Vincent Verleye、Grant Goodyear、Arcady Genkin、Jeremy Huddleston、John P. Davis、ven Vermeulen、Benny Chuang、Tiemo Kieft、Erwin。
+以前のバージョンのGentoo ALSAガイドに協力してくださった皆さん。Vincent Verleye、Grant Goodyear、Arcady Genkin、Jeremy Huddleston、John P. Davis、ven Vermeulen、Benny Chuang、Tiemo Kieft、Erwin。
 </p>
 
 <p>



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