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* [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml
@ 2008-02-07 17:52 Naoaki Shindo (shindo)
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From: Naoaki Shindo (shindo) @ 2008-02-07 17:52 UTC (permalink / raw
  To: gentoo-commits

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shindo      08/02/07 17:52:40

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===================================================================
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<!DOCTYPE sections SYSTEM "/dtd/book.dtd">

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<!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->

<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.1 2008/02/07 17:52:39 shindo Exp $ -->

<!-- Original revision: 1.25 -->
<!-- Translator: Infonomad -->
<sections>

<version>2.5</version>
<date>2006-01-01</date>

<section>
<title>ブロックデバイス入門</title>
<subsection>
<title>ブロックデバイス</title>
<body>

<p>
Linuxファイルシステム、パーティション、ブロックデバイスを含めて、Gentoo LinuxとLinux全般でのディスクに適している側面を詳しく見て行きましょう。そして、ディスクとパーティションの一部始終を理解してもらった上で、Gentoo Linuxのインストールの為にパーティションとファイルシステムのセットアップの手順を案内します。
</p>

<p>
初めに、<e>ブロックデバイス</e>を紹介します。おそらく最も有名なブロックデバイスはLinux上では1番目のIDEドライブ、すなわち<path>/dev/hda</path>を指しているものでしょう。もし、あなたのシステムがSCSIもしくはSATAドライブを使っているなら, 1番目のハードディスクは<path>/dev/sda</path>になるでしょう。
</p>

<p>
上記のブロックデバイスはディスクへの抽象的インターフェイスを表しています。ユーザープログラムはドライブがIDEやSCSIもしくは他のどんなものかどうかを気にすること無くディスクにアクセスできます。プログラムは簡単にディスク上の記憶領域をランダムアクセス可能な512バイト毎の連続した束としてアドレッシングできます。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>パーティション</title>
<body>

<p>
Linuxシステムを格納するのにディスクの全体を使用することは理論上可能ですが、実際にはほとんどそうはされません。代わりにディスク全体のブロックデバイスはもっと扱いやすいブロックデバイスにより小さく分割されます。x86システムではこれら分割されたものを<e>パーティション</e>と呼びます。
</p>

<p>
パーティションは以下の3つのタイプに分けられます。
<e>基本</e>、 <e>拡張</e>そして<e>論理</e>です。
</p>

<p>
<e>基本</e>パーティションはMBR(マスターブートレコード)にその情報が格納されているパーティションです。MBRはとても小さい(512バイト)ので、4つの基本パーティションだけが定義できます。(例えば、<path>/dev/hda1</path>から<path>/dev/hda4</path>)です。
</p>

<p>
<e>拡張</e>パーティションはより多くのパーティションが含まれた特殊な基本パーティションです。(これは拡張パーティションは4つの基本パーティションの1つで無ければならないということです)。こういったパーティションは元々あった訳ではありません。しかし4つのパーティションでは少なすぎるので、下位互換性を損なうこと無く構成仕様を拡張する為に生まれたものです。
</p>

<p>
<e>論理</e>パーティションは拡張パーティション内のパーティションです。これらの定義はMBRの中ではなく、拡張パーティション内で宣言されています。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>高度な記憶領域</title>
<body>

<p>
x86のインストールCDではEVMSとLVM2のサポートを提供します。EVMSやLVM2ではパーティション設定の柔軟性が増します。このインストールハンドブックでは、"通常"のパーティションに焦点を当てますが、EVMSとLVM2もサポートされていることを知っておくのも良いことです。
</p>

</body>
</subsection>
</section>
<section>
<title>パーティション構成を計画する</title>
<subsection>
<title>通常のパーティション構成</title>
<body>

<p>
もしシステムのパーティション構成を編集するのに興味が無ければ、このハンドブックを通して使っているパーティション構成を使用できます。
</p>

<table>
<tr>
  <th>パーティション</th>
  <th>ファイルシステム</th>
  <th>サイズ</th>
  <th>種別</th>
</tr>
<tr>
  <ti><path>/dev/hda1</path></ti>
  <ti>ext2</ti>
  <ti>32M</ti>
  <ti>ブートパーティション</ti>
</tr>
<tr>
  <ti><path>/dev/hda2</path></ti>
  <ti>(swap)</ti>
  <ti>512M</ti>
  <ti>スワップパーティション</ti>
</tr>
<tr>
  <ti><path>/dev/hda3</path></ti>
  <ti>ext3</ti>
  <ti>残りのディスク領域</ti>
  <ti>ルートパーティション</ti>
</tr>
</table>

<p>
もしパーティション(もしくは論理ボリューム)がどれぐらいのサイズにすればいいのか、どれだけの数のパーティション(もしくはボリューム)かにすべきかを知りたいのならば読み進んでください。そうでなければ、今から<uri link="#fdisk">パーティション作成にfdiskを使う</uri>を読みながら、ディスクのパーティション作成作業を進めてください。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>パーティション数とその大きさ</title>
<body>

<p>
パーティションの数は環境に大きく依存します。例えば、多数のユーザーがいるのならセキュリテイを強めバックアップを容易にする為に多分<path>/home</path>を別にしたいでしょう。もしメールサーバーとして稼働させる為にGentooをインストールしようとしているのなら、全てのメールは <path>/var</path>内に保存されるので<path>/var</path>は別にすべきでしょう。ファイルシステムの良い選択はパフォーマンスを最大限にするでしょう。ゲームサーバーではほとんどのゲームサーバーパッケージが<path>/opt</path>にインストールされるので、そこは別にされます。理由は<path>/home</path>をセキュリティとバックアップの為に別にするのと同じようなものです。<path>/usr</path>は絶対に大きく取らなければならないです。大部分のアプリケーションが含
 まれるだけでなく、Portageツリーだけで、保存されるソースは別にしても500MB程度は取られます。
</p>

<p>
こういったように、どういうシステムにしたいのかにかなり依存します。分割されたパーティションまたはボリュームには以下の利点があります。
</p>

<ul>
<li>
  それぞれのパーティションまたはボリュームに最適なパフォーマンスを上げるファイルシステムを選択できます。
</li>
<li>
  パーティションを分けておくと、あるゾンビプロセスがパーティションまたはボリュームにデータを書き込み続けてシステム全体の空き容量を使い果たすのを防ぐことができます。
</li>
<li>
  必要ならば、並行した複数のチェックを行えるのでファイルシステムのチェック時間を減らせます。(この利点は複数のパーティションでよりも複数のディスクでより有効ですが)。
</li>
<li>
 セキュリティは読込専用、nosuid(setuidビットは無視されます)、noexec(実行ビットは無視されます)等でいくつかのパーティションをマウントすることで増大します。
</li>
</ul>

<p>
しかし、複数のパーティションには一つ大きな欠点があります。
正しく設定しないと、空き容量がかなりあるパーティションと空き容量の無いパーティションのあるシステムになってしまうでしょう。また、SCSIとSATAでは15個迄というパーティション数の制限があります。
</p>

<p>
パーティション設定例として、ラップトップのデモ機(ウェブサーバー、メールサーバー、gnome等を含む)として使われている20GBのディスクを見ていただききましょう。
</p>

<pre caption="ファイルシステム使用例">
$ <i>df -h</i>
Filesystem    Type    Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/hda5     ext3    509M  132M  351M  28% /
/dev/hda2     ext3    5.0G  3.0G  1.8G  63% /home
/dev/hda7     ext3    7.9G  6.2G  1.3G  83% /usr
/dev/hda8     ext3   1011M  483M  477M  51% /opt
/dev/hda9     ext3    2.0G  607M  1.3G  32% /var
/dev/hda1     ext2     51M   17M   31M  36% /boot
/dev/hda6     swap    516M   12M  504M   2% &lt;not mounted&gt;
<comment>(将来使用のための未パーティション領域: 2 GB)</comment>
</pre>

<p>
<path>/usr</path>はここでかなりの量(83%使用)を占めていますが、一旦全てのソフトがインストールされると <path>/usr</path>はそんなに増えて行きません。<path>/var</path>に数ギガバイトのディスク容量を割り当てるのは多過ぎる様に思われますが、Portageシステムではパッケージをコンパイルするのに、標準でこのパーティションを使用する事を心に留めておいて下さい。もし<path>/var</path>を1GBのようなもっと適当なサイズにしておきたい場合は、OpenOfficeのような巨大なパッケージをコンパイルするのに十分な空き容量のあるパーティションを指すように、<path>/etc/make.conf</path>の<c>PORTAGE_TMPDIR</c>の値を変える必要があります。
</p>

</body>
</subsection>
</section>
<section id="fdisk">
<title>パーティション作成にfdiskを使う</title>
<subsection>
<body>

<p>
以下の部分では先に紹介した例のパーティション設定の作成方法を説明します。
</p>

<table>
<tr>
  <th>パーティション</th>
  <th>種別</th>
</tr>
<tr>
  <ti><path>/dev/hda1</path></ti>
  <ti>ブートパーティション</ti>
</tr>
<tr>
  <ti><path>/dev/hda2</path></ti>
  <ti>スワップパーティション</ti>
</tr>
<tr>
  <ti><path>/dev/hda3</path></ti>
  <ti>ルートパーティション</ti>
</tr>
</table>

<p>
パーティションの割当てを自分の望むように変更してください。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>現在のパーティションの割当てを見る</title>
<body>

<p>
<c>fdisk</c>はディスクをパーティションに分割するのに高機能かつ普及しているツールです。
さあ<c>fdisk</c>を実行しましょう。(例では<path>/dev/hda</path>を使っています)。
</p>

<pre caption="fdiskを起動する">
# <i>fdisk /dev/hda</i>
</pre>

<p>
<c>fdisk</c>を起動すると、下記の様なプロンプトが出ます。
</p>

<pre caption="fdiskプロンプト">
Command (m for help): 
</pre>

<p>
現在のディスクのパーティション情報を表示するには<c>p</c>を入力します。
</p>

<pre caption="パーティション情報例">
Command (m for help): <i>p</i>

Disk /dev/hda: 240 heads, 63 sectors, 2184 cylinders
Units = cylinders of 15120 * 512 bytes

Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1             1        14    105808+  83  Linux
/dev/hda2            15        49    264600   82  Linux swap
/dev/hda3            50        70    158760   83  Linux
/dev/hda4            71      2184  15981840    5  Extended
/dev/hda5            71       209   1050808+  83  Linux
/dev/hda6           210       348   1050808+  83  Linux
/dev/hda7           349       626   2101648+  83  Linux
/dev/hda8           627       904   2101648+  83  Linux
/dev/hda9           905      2184   9676768+  83  Linux

Command (m for help): 
</pre>

<p>
このディスクの例では7つのLinuxファイルシステム("Linux"と表示されている)とスワップパーティション("Linux swap"と表示)で構成するように設定されています。 
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>全てのパーティションを削除する</title>
<body>

<p>
最初に現在の全てのパーティションをディスクから削除します。<c>d</c>を入力するとパーティションを削除します。例えば、現在の<path>/dev/hda1</path>を削除するには、以下のようにします。
</p>

<pre caption="パーティションを削除する">
Command (m for help): <i>d</i>
Partition number (1-4): <i>1</i>
</pre>

<p>
パーティションの削除準備ができました。これで<c>p</c>と入力してもパーティションは表示されませんが、変更が保存されるまで実際には削除されません。もし間違えてしまって変更を保存せずに取消たいときはすぐに<c>q</c>と入力し、エンターキーを押してください。これでパーティションは削除されません。
</p>

<p>
さあ、これでシステム上の全パーティションを削除したい!と思っているでしょう?パーティションを表示するのに<c>p</c>を、 削除するのに<c>d</c>とパーティション番号を繰り返し入力してください。最後にパーティションテーブルに何も無くなれば終了です。
</p>

<pre caption="空のパーティションテーブル">
Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes

Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System

Command (m for help):
</pre>

<p>
さて今はメモリー上のパーティション構成は空になりました。パーティションを作成する準備が整いました。先程検討したように、通常のパーティション構成を使うことにしましょう。同じパーティション構成にしたくなければ、当然ですがこのハンドブックの例の通りにしてはいけません。もちろん同じパーティション構成にしたくなければ、厳密に案内にならわないでください。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>ブートパーティションを作成する</title>
<body>

<p>
最初に小さなブートパーティションを作成します。新しいパーティションを作成するには<c>n</c>と入力します。そして基本パーティションを選択するのに<c>p</c>と入力するのに続き、1番目の基本パーティションを選択するのに<c>1</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、32Mバイトサイズののパーティションを作成するのに<c>+32M</c>と入力してください。
</p>

<pre caption="ブートパーティションを作成する">
Command (m for help): <i>n</i>
Command action
  e   extended
  p   primary partition (1-4)
<i>p</i>
Partition number (1-4): <i>1</i>
First cylinder (1-3876, default 1): <comment>(エンターキーを押す)</comment>
Using default value 1
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-3876, default 3876): <i>+32M</i>
</pre>

<p>
さて、<c>p</c>と入力すれば以下のパーティションテーブル表示が見られるはずです。
</p>

<pre caption="作成されたブートパーティション">
Command (m for help): <i>p</i>

Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes

Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1          1        14    105808+  83  Linux
</pre>

<p>
このパーティションをブート可能にする必要があります。このパーティションにブート可能フラグを付加するには<c>a</c>と入力します。もう一度<c>p</c>を入力すると、"Boot"欄に<path>*</path>が付いているのがわかるでしょう。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>スワップパーティションを作成する</title>
<body>

<p>
さあスワップパーティションを作成しましょう。この作業のためには、新規パーティションを作成するのに<c>n</c>、基本パーティションを選択するのに<c>p</c>を入力します. そして2番目の基本パーティション、この例では<path>/dev/hda2</path>を作成するのに<c>2</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、512Mバイトサイズののパーティションを作成するのに<c>+512M</c>と入力してください。この作業の後、パーティションタイプを設定するのに<c>t</c>と入力します。先程作成したパーティションを選択するのに<c>2</c>と入力して、このパーティションタイプを"Linux Swap"にする為に<c>82</c>と入力します。これらの手順が完了後、<c>p</c>を入力すれば下記のようなパーテã
 ‚£ã‚·ãƒ§ãƒ³ãƒ†ãƒ¼ãƒ–ルが表示されるはずです。
</p>

<pre caption="スワップパーティション作成後のパーティションテーブル">
Command (m for help): <i>p</i>

Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes

Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1 *        1        14    105808+  83  Linux
/dev/hda2         15        81    506520   82  Linux swap
</pre>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>ルートパーティションを作成する</title>
<body>

<p>
最後にルートパーティションを作成しましょう。この作業のためには、新規パーティションを作成するのに<c>n</c>、基本パーティションを選択するのに<c>p</c>を入力します. そして3番目の基本パーティション、この例では<path>/dev/hda3</path>を作成するのに<c>3</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、ディスクの残りの空き容量を確保する為にエンターキーを押します。これらの手順が完了後、<c>p</c>を入力すれば下記のようなパーティションテーブルが表示されるはずです。
</p>

<pre caption="ルートパーティション作成後のパーティションテーブル">
Command (m for help): <i>p</i>

Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes

Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1 *        1        14    105808+  83  Linux
/dev/hda2         15        81    506520   82  Linux swap
/dev/hda3         82      3876  28690200   83  Linux
</pre>


</body>
</subsection>
<subsection>
<title>パーティションの割当てを保存する</title>
<body>

<p>
パーティションの割当てを保存して、<c>fdisk</c>を終了するには<c>w</c>を入力します。
</p>

<pre caption="保存してfdiskを終了する">
Command (m for help): <i>w</i>
</pre>

<p>
これでパーティションが作成されましたので、<uri link="#filesystems">ファイルシステムの作成</uri>に進むことができます。
</p>

</body>
</subsection>
</section>
<section id="filesystems">
<title>ファイルシステムを作成する</title>
<subsection>
<title>はじめに</title>
<body>

<p>
さてパーティションが作成されましたので、それぞれにファイルシステムを作成するときが来ました。 
もしファイルシステムを選ぶことに興味がなくて、このハンドブックのデフォルトのものを使うことで満足ならば、<uri link="#filesystems-apply">パーティションにファイルシステムを適用する</uri>に進んでください。そうでなければ利用可能なファイルシステムに関して知るために読み進めてください...。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>ファイルシステムとは</title>
<body>

<p>
Linuxカーネルでは様々なファイルシステムをサポートしています。ここではLinuxシステムの多くで共通して使われているext2、ext3、ReiserFS、XFS、JFSについて説明します。
</p>

<p>
<b>ext2</b>は実証済みで真のLinuxファイルシステムですがメタデータジャーナリングを持ちません。これは起動時の定期のext2ファイルシステムのチェックにかなりの時間が掛かることもあるということです。現在、整合性のチェックをとても早く終わらせることのできる次世代のジャーナリングファイルシステムの選択肢があります。そのために一般的には非ジャーナリングファイルシステムより好まれています。ジャーナリングファイルシステムはファイルシステムの不整合状態の発生やシステム起動時の大幅な遅延を防ぎます。
</p>

<p>
<b>ext3</b>はfull data及びordered dataジャーナリングの様に他の優れたジャーナリングモードに加えて素早い回復のためのメタデータジャーナルを提供するext2ファイルシステムのジャーナル化バージョンです。ext3はとても信頼できる良いファイルシステムです。ほとんど全ての状況下で高いパフォーマンスを上げることができるハッシュ化されたb-treeインデックスの追加オプションがあります。<c>mke2fs</c>コマンドに<c>-O dir_index</c>オプションを追加する事でこのインデックスを有効に出来ます。要するにext3は素晴らしいファイルシステムということです。
</p>

<p>
<b>ReiserFS</b>は全般的にとても良い性能であり、小さいファイル(4k以下のファイル)を扱うときはext2やext3よりもとてもときには10-15倍の高い性能を発揮するB*-ツリーベースのファイルシステムです。またReiserFSはとても良くできていて、メタデータジャーナリングを持ちます。カーネル2.4.18以降では、 ReiserFSは一般的な目的と大規模ファイルシステムの作成、たくさんの小さいファイルの利用、とても大きいファイルや大多数のファイルが含まれるディレクトリなどを扱う極端なケースにも堅実で使用に適しています。
</p>

<p>
<b>XFS</b>は強健な特徴を持ち、拡張性に最適化されたメタデータジャーナリングを持つファイルシステムです。Linuxでのこのファイルシステムの使用はSCSI/ファイバーチャンネル記憶装置と無停電電源供給をもつ高機能なシステム以外はお勧めしません。XFSは積極的にRAM上に処理中のデータをキャッシュするので、 不適切な設計のプログラム(ディスクにファイルを書き込むときに適切な注意を取らないもの。そういったものは非常に少ないですが)では、不意ににシステムがダウンしたとき、かなりのデータを失う可能性があります。
</p>

<p>
<b>JFS</b>はIBMの高性能なジャーナリングファイルシステムです。最近あともう少しで製品という所まで来てますが現時点では一般的な安定性において肯定的か否定的かを述べるのに十分な実績がありません。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection id="filesystems-apply">
<title>パーティションにファイルシステムを適用する</title>
<body>

<p>
パーティションやボリュームにファイルシステムを作成するには、それぞれのファイルシステムに合った利用可能なツールがあります。
</p>

<table>
<tr>
  <th>ファイルシステム</th>
  <th>作成コマンド</th>
</tr>
<tr>
  <ti>ext2</ti>
  <ti><c>mke2fs</c></ti>
</tr>
<tr>
  <ti>ext3</ti>
  <ti><c>mke2fs -j</c></ti>
</tr>
<tr>
  <ti>reiserfs</ti>
  <ti><c>mkreiserfs</c></ti>
</tr>
<tr>
  <ti>xfs</ti>
  <ti><c>mkfs.xfs</c></ti>
</tr>
<tr>
  <ti>jfs</ti>
  <ti><c>mkfs.jfs</c></ti>
</tr>
</table>

<p>
例えば、 ブートパーティション(この例では<path>/dev/hda1</path>)をext2に、ルートパーティション(この例では<path>/dev/hda3</path>)をext3(今回の例として)にするには、以下の様にします。
</p>

<pre caption="パーティションにファイルシステムを適用する">
# <i>mke2fs /dev/hda1</i>
# <i>mke2fs -j /dev/hda3</i>
</pre>

<p>
さあ新しく作成されたパーティション(もしくは論理ボリューム)にファイルシステムを作成しましょう。
</p>

</body>
</subsection>
<subsection>
<title>スワップパーティションを有効にする</title>
<body>

<p>
<c>mkswap</c>はスワップパーティションを初期化するのに使うコマンドです。
</p>

<pre caption="スワップパーティションを初期化する">
# <i>mkswap /dev/hda2</i>
</pre>

<p>
スワップパーティションを有効にするには<c>swapon</c>を使用します。
</p>

<pre caption="スワップパーティションを有効にする">
# <i>swapon /dev/hda2</i>
</pre>

<p>
上記のコマンドでスワップを作成して有効にしましょう。
</p>

</body>
</subsection>
</section>
<section>
<title>マウント</title>
<body>

<p>
さてパーティションが初期化されてファイルシステムが収まったので、それらのパーティションをマウントするときが来ました。<c>mount</c>というコマンドを使います。作成したそれぞれのパーティション用にマウントに必要なディレクトリを作成するのを忘れないでください。例ではルートとブートパーティションをマウントします。
</p>

<pre caption="パーティションをマウントする">
# <i>mount /dev/hda3 /mnt/gentoo</i>
# <i>mkdir /mnt/gentoo/boot</i>
# <i>mount /dev/hda1 /mnt/gentoo/boot</i>
</pre>

<note>
もし<path>/tmp</path>を別のパーティションとして置きたいのであれば、マウント後にパーミッションを変更するのを忘れないでください。: <c>chmod 1777 /mnt/gentoo/tmp</c>。これは<path>/var/tmp</path>も同様です。
</note>

<p>
procファイルシステム(カーネルとの仮想インターフェイス)も<path>/proc</path>にマウントする必要があります。しかし、最初にパーティション上に色々なファイルを置く必要があります。
</p>

<p>
<uri link="?part=1&amp;chap=5">Gentooインストールファイルをインストールする</uri>に進みましょう。
</p>

</body>
</section>
</sections>



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* [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml
@ 2008-02-17  1:02 Naoaki Shindo (shindo)
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From: Naoaki Shindo (shindo) @ 2008-02-17  1:02 UTC (permalink / raw
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shindo      08/02/17 01:02:52

  Modified:             hb-install-x86+amd64-disk.xml
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  original rev info change

Revision  Changes    Path
1.2                  xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml

file : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.2&view=markup
plain: http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.2&content-type=text/plain
diff : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?r1=1.1&r2=1.2

Index: hb-install-x86+amd64-disk.xml
===================================================================
RCS file: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v
retrieving revision 1.1
retrieving revision 1.2
diff -u -r1.1 -r1.2
--- hb-install-x86+amd64-disk.xml	7 Feb 2008 17:52:39 -0000	1.1
+++ hb-install-x86+amd64-disk.xml	17 Feb 2008 01:02:51 -0000	1.2
@@ -4,9 +4,9 @@
 <!-- The content of this document is licensed under the CC-BY-SA license -->
 <!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->
 
-<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.1 2008/02/07 17:52:39 shindo Exp $ -->
+<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.2 2008/02/17 01:02:51 shindo Exp $ -->
 
-<!-- Original revision: 1.25 -->
+<!-- Original revision: 1.1 -->
 <!-- Translator: Infonomad -->
 <sections>
 



-- 
gentoo-commits@lists.gentoo.org mailing list



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* [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml
@ 2008-07-06 15:45 Naoaki Shindo (shindo)
  0 siblings, 0 replies; 6+ messages in thread
From: Naoaki Shindo (shindo) @ 2008-07-06 15:45 UTC (permalink / raw
  To: gentoo-commits

shindo      08/07/06 15:45:34

  Modified:             hb-install-x86+amd64-disk.xml
  Log:
  sync to 1.11. Thanks to Masuda.

Revision  Changes    Path
1.3                  xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml

file : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.3&view=markup
plain: http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.3&content-type=text/plain
diff : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?r1=1.2&r2=1.3

Index: hb-install-x86+amd64-disk.xml
===================================================================
RCS file: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v
retrieving revision 1.2
retrieving revision 1.3
diff -u -r1.2 -r1.3
--- hb-install-x86+amd64-disk.xml	17 Feb 2008 01:02:51 -0000	1.2
+++ hb-install-x86+amd64-disk.xml	6 Jul 2008 15:45:34 -0000	1.3
@@ -4,41 +4,31 @@
 <!-- The content of this document is licensed under the CC-BY-SA license -->
 <!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->
 
-<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.2 2008/02/17 01:02:51 shindo Exp $ -->
+<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.3 2008/07/06 15:45:34 shindo Exp $ -->
 
-<!-- Original revision: 1.1 -->
+<!-- Original revision: 1.11 -->
 <!-- Translator: Infonomad -->
 <sections>
 
+<abstract>
+Gentooをインストールするためには、必要なパーティションを作らなくてはなりません。
+この章では、これから使用できるようにディスクをパーティションで区切る方法を説明します。
+</abstract>
+
 <version>2.5</version>
-<date>2006-01-01</date>
+<date>2008-05-02</date>
 
 <section>
 <title>ブロックデバイス入門</title>
 <subsection>
-<title>ブロックデバイス</title>
-<body>
-
-<p>
-Linuxファイルシステム、パーティション、ブロックデバイスを含めて、Gentoo LinuxとLinux全般でのディスクに適している側面を詳しく見て行きましょう。そして、ディスクとパーティションの一部始終を理解してもらった上で、Gentoo Linuxのインストールの為にパーティションとファイルシステムのセットアップの手順を案内します。
-</p>
-
-<p>
-初めに、<e>ブロックデバイス</e>を紹介します。おそらく最も有名なブロックデバイスはLinux上では1番目のIDEドライブ、すなわち<path>/dev/hda</path>を指しているものでしょう。もし、あなたのシステムがSCSIもしくはSATAドライブを使っているなら, 1番目のハードディスクは<path>/dev/sda</path>になるでしょう。
-</p>
-
-<p>
-上記のブロックデバイスはディスクへの抽象的インターフェイスを表しています。ユーザープログラムはドライブがIDEやSCSIもしくは他のどんなものかどうかを気にすること無くディスクにアクセスできます。プログラムは簡単にディスク上の記憶領域をランダムアクセス可能な512バイト毎の連続した束としてアドレッシングできます。
-</p>
-
-</body>
+<include href="hb-install-blockdevices.xml"/>
 </subsection>
 <subsection>
 <title>パーティション</title>
 <body>
 
 <p>
-Linuxシステムを格納するのにディスクの全体を使用することは理論上可能ですが、実際にはほとんどそうはされません。代わりにディスク全体のブロックデバイスはもっと扱いやすいブロックデバイスにより小さく分割されます。x86システムではこれら分割されたものを<e>パーティション</e>と呼びます。
+Linuxシステムを格納するのにディスクの全体を使用することは理論上可能ですが、実際にはほとんどそうはされません。代わりにディスク全体のブロックデバイスはもっと扱いやすいブロックデバイスにより小さく分割されます。<keyval id="arch"/>システムではこれら分割されたものを<e>パーティション</e>と呼びます。
 </p>
 
 <p>
@@ -47,7 +37,7 @@
 </p>
 
 <p>
-<e>基本</e>パーティションはMBR(マスターブートレコード)にその情報が格納されているパーティションです。MBRはとても小さい(512バイト)ので、4つの基本パーティションだけが定義できます。(例えば、<path>/dev/hda1</path>から<path>/dev/hda4</path>)です。
+<e>基本</e>パーティションはMBR(マスターブートレコード)にその情報が格納されているパーティションです。MBRはとても小さい(512バイト)ので、4つの基本パーティションだけが定義できます。(例えば、<path>/dev/sda1</path>から<path>/dev/sda4</path>)です。
 </p>
 
 <p>
@@ -65,7 +55,7 @@
 <body>
 
 <p>
-x86のインストールCDではEVMSとLVM2のサポートを提供します。EVMSやLVM2ではパーティション設定の柔軟性が増します。このインストールハンドブックでは、"通常"のパーティションに焦点を当てますが、EVMSとLVM2もサポートされていることを知っておくのも良いことです。
+<keyval id="arch"/>のインストールCDではEVMSとLVM2のサポートを提供します。EVMSやLVM2ではパーティション設定の柔軟性が増します。このインストールハンドブックでは、"通常"のパーティションに焦点を当てますが、EVMSとLVM2もサポートされていることを知っておくのも良いことです。
 </p>
 
 </body>
@@ -89,19 +79,19 @@
   <th>種別</th>
 </tr>
 <tr>
-  <ti><path>/dev/hda1</path></ti>
+  <ti><path>/dev/sda1</path></ti>
   <ti>ext2</ti>
   <ti>32M</ti>
   <ti>ブートパーティション</ti>
 </tr>
 <tr>
-  <ti><path>/dev/hda2</path></ti>
+  <ti><path>/dev/sda2</path></ti>
   <ti>(swap)</ti>
   <ti>512M</ti>
   <ti>スワップパーティション</ti>
 </tr>
 <tr>
-  <ti><path>/dev/hda3</path></ti>
+  <ti><path>/dev/sda3</path></ti>
   <ti>ext3</ti>
   <ti>残りのディスク領域</ti>
   <ti>ルートパーティション</ti>
@@ -153,13 +143,13 @@
 <pre caption="ファイルシステム使用例">
 $ <i>df -h</i>
 Filesystem    Type    Size  Used Avail Use% Mounted on
-/dev/hda5     ext3    509M  132M  351M  28% /
-/dev/hda2     ext3    5.0G  3.0G  1.8G  63% /home
-/dev/hda7     ext3    7.9G  6.2G  1.3G  83% /usr
-/dev/hda8     ext3   1011M  483M  477M  51% /opt
-/dev/hda9     ext3    2.0G  607M  1.3G  32% /var
-/dev/hda1     ext2     51M   17M   31M  36% /boot
-/dev/hda6     swap    516M   12M  504M   2% &lt;not mounted&gt;
+/dev/sda5     ext3    509M  132M  351M  28% /
+/dev/sda2     ext3    5.0G  3.0G  1.8G  63% /home
+/dev/sda7     ext3    7.9G  6.2G  1.3G  83% /usr
+/dev/sda8     ext3   1011M  483M  477M  51% /opt
+/dev/sda9     ext3    2.0G  607M  1.3G  32% /var
+/dev/sda1     ext2     51M   17M   31M  36% /boot
+/dev/sda6     swap    516M   12M  504M   2% &lt;not mounted&gt;
 <comment>(将来使用のための未パーティション領域: 2 GB)</comment>
 </pre>
 
@@ -185,15 +175,15 @@
   <th>種別</th>
 </tr>
 <tr>
-  <ti><path>/dev/hda1</path></ti>
+  <ti><path>/dev/sda1</path></ti>
   <ti>ブートパーティション</ti>
 </tr>
 <tr>
-  <ti><path>/dev/hda2</path></ti>
+  <ti><path>/dev/sda2</path></ti>
   <ti>スワップパーティション</ti>
 </tr>
 <tr>
-  <ti><path>/dev/hda3</path></ti>
+  <ti><path>/dev/sda3</path></ti>
   <ti>ルートパーティション</ti>
 </tr>
 </table>
@@ -210,11 +200,11 @@
 
 <p>
 <c>fdisk</c>はディスクをパーティションに分割するのに高機能かつ普及しているツールです。
-さあ<c>fdisk</c>を実行しましょう。(例では<path>/dev/hda</path>を使っています)。
+さあ<c>fdisk</c>を実行しましょう。(例では<path>/dev/sda</path>を使っています)。
 </p>
 
 <pre caption="fdiskを起動する">
-# <i>fdisk /dev/hda</i>
+# <i>fdisk /dev/sda</i>
 </pre>
 
 <p>
@@ -232,25 +222,25 @@
 <pre caption="パーティション情報例">
 Command (m for help): <i>p</i>
 
-Disk /dev/hda: 240 heads, 63 sectors, 2184 cylinders
+Disk /dev/sda: 240 heads, 63 sectors, 2184 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 bytes
 
 Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
-/dev/hda1             1        14    105808+  83  Linux
-/dev/hda2            15        49    264600   82  Linux swap
-/dev/hda3            50        70    158760   83  Linux
-/dev/hda4            71      2184  15981840    5  Extended
-/dev/hda5            71       209   1050808+  83  Linux
-/dev/hda6           210       348   1050808+  83  Linux
-/dev/hda7           349       626   2101648+  83  Linux
-/dev/hda8           627       904   2101648+  83  Linux
-/dev/hda9           905      2184   9676768+  83  Linux
+/dev/sda1             1        14    105808+  83  Linux
+/dev/sda2            15        49    264600   82  Linux swap
+/dev/sda3            50        70    158760   83  Linux
+/dev/sda4            71      2184  15981840    5  Extended
+/dev/sda5            71       209   1050808+  83  Linux
+/dev/sda6           210       348   1050808+  83  Linux
+/dev/sda7           349       626   2101648+  83  Linux
+/dev/sda8           627       904   2101648+  83  Linux
+/dev/sda9           905      2184   9676768+  83  Linux
 
 Command (m for help): 
 </pre>
 
 <p>
-このディスクの例では7つのLinuxファイルシステム("Linux"と表示されている)とスワップパーティション("Linux swap"と表示)で構成するように設定されています。 
+このディスクの例では7つのLinuxファイルシステム("Linux"と表示されてた各パーテイション)とスワップ("Linux swap"と表示されたパーテイション)で構成するように設定されています。 
 </p>
 
 </body>
@@ -260,7 +250,7 @@
 <body>
 
 <p>
-最初に現在の全てのパーティションをディスクから削除します。<c>d</c>を入力するとパーティションを削除します。例えば、現在の<path>/dev/hda1</path>を削除するには、以下のようにします。
+最初に現在の全てのパーティションをディスクから削除します。<c>d</c>を入力するとパーティションを削除します。例えば、現在の<path>/dev/sda1</path>を削除するには、以下のようにします。
 </p>
 
 <pre caption="パーティションを削除する">
@@ -277,7 +267,7 @@
 </p>
 
 <pre caption="空のパーティションテーブル">
-Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
+Disk /dev/sda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
@@ -319,12 +309,12 @@
 <pre caption="作成されたブートパーティション">
 Command (m for help): <i>p</i>
 
-Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
+Disk /dev/sda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
 Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
-/dev/hda1          1        14    105808+  83  Linux
+/dev/sda1          1        14    105808+  83  Linux
 </pre>
 
 <p>
@@ -338,19 +328,19 @@
 <body>
 
 <p>
-さあスワップパーティションを作成しましょう。この作業のためには、新規パーティションを作成するのに<c>n</c>、基本パーティションを選択するのに<c>p</c>を入力します. そして2番目の基本パーティション、この例では<path>/dev/hda2</path>を作成するのに<c>2</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、512Mバイトサイズののパーティションを作成するのに<c>+512M</c>と入力してください。この作業の後、パーティションタイプを設定するのに<c>t</c>と入力します。先程作成したパーティションを選択するのに<c>2</c>と入力して、このパーティションタイプを"Linux Swap"にする為に<c>82</c>と入力します。これらの手順が完了後、<c>p</c>を入力すれば下記のようなパーテ
 ィションテーブルが表示されるはずです。
+さあスワップパーティションを作成しましょう。この作業のためには、新規パーティションを作成するのに<c>n</c>、基本パーティションを選択するのに<c>p</c>を入力します. そして2番目の基本パーティション、この例では<path>/dev/sda2</path>を作成するのに<c>2</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、512Mバイトサイズののパーティションを作成するのに<c>+512M</c>と入力してください。この作業の後、パーティションタイプを設定するのに<c>t</c>と入力します。先程作成したパーティションを選択するのに<c>2</c>と入力して、このパーティションタイプを"Linux Swap"にする為に<c>82</c>と入力します。これらの手順が完了後、<c>p</c>を入力すれば下記のようなパーテ
 ィションテーブルが表示されるはずです。
 </p>
 
 <pre caption="スワップパーティション作成後のパーティションテーブル">
 Command (m for help): <i>p</i>
 
-Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
+Disk /dev/sda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
 Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
-/dev/hda1 *        1        14    105808+  83  Linux
-/dev/hda2         15        81    506520   82  Linux swap
+/dev/sda1 *        1        14    105808+  83  Linux
+/dev/sda2         15        81    506520   82  Linux swap
 </pre>
 
 </body>
@@ -360,20 +350,20 @@
 <body>
 
 <p>
-最後にルートパーティションを作成しましょう。この作業のためには、新規パーティションを作成するのに<c>n</c>、基本パーティションを選択するのに<c>p</c>を入力します. そして3番目の基本パーティション、この例では<path>/dev/hda3</path>を作成するのに<c>3</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、ディスクの残りの空き容量を確保する為にエンターキーを押します。これらの手順が完了後、<c>p</c>を入力すれば下記のようなパーティションテーブルが表示されるはずです。
+最後にルートパーティションを作成しましょう。この作業のためには、新規パーティションを作成するのに<c>n</c>、基本パーティションを選択するのに<c>p</c>を入力します. そして3番目の基本パーティション、この例では<path>/dev/sda3</path>を作成するのに<c>3</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、ディスクの残りの空き容量を確保する為にエンターキーを押します。これらの手順が完了後、<c>p</c>を入力すれば下記のようなパーティションテーブルが表示されるはずです。
 </p>
 
 <pre caption="ルートパーティション作成後のパーティションテーブル">
 Command (m for help): <i>p</i>
 
-Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
+Disk /dev/sda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
 Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
-/dev/hda1 *        1        14    105808+  83  Linux
-/dev/hda2         15        81    506520   82  Linux swap
-/dev/hda3         82      3876  28690200   83  Linux
+/dev/sda1 *        1        14    105808+  83  Linux
+/dev/sda2         15        81    506520   82  Linux swap
+/dev/sda3         82      3876  28690200   83  Linux
 </pre>
 
 
@@ -412,34 +402,7 @@
 </body>
 </subsection>
 <subsection>
-<title>ファイルシステムとは</title>
-<body>
-
-<p>
-Linuxカーネルでは様々なファイルシステムをサポートしています。ここではLinuxシステムの多くで共通して使われているext2、ext3、ReiserFS、XFS、JFSについて説明します。
-</p>
-
-<p>
-<b>ext2</b>は実証済みで真のLinuxファイルシステムですがメタデータジャーナリングを持ちません。これは起動時の定期のext2ファイルシステムのチェックにかなりの時間が掛かることもあるということです。現在、整合性のチェックをとても早く終わらせることのできる次世代のジャーナリングファイルシステムの選択肢があります。そのために一般的には非ジャーナリングファイルシステムより好まれています。ジャーナリングファイルシステムはファイルシステムの不整合状態の発生やシステム起動時の大幅な遅延を防ぎます。
-</p>
-
-<p>
-<b>ext3</b>はfull data及びordered dataジャーナリングの様に他の優れたジャーナリングモードに加えて素早い回復のためのメタデータジャーナルを提供するext2ファイルシステムのジャーナル化バージョンです。ext3はとても信頼できる良いファイルシステムです。ほとんど全ての状況下で高いパフォーマンスを上げることができるハッシュ化されたb-treeインデックスの追加オプションがあります。<c>mke2fs</c>コマンドに<c>-O dir_index</c>オプションを追加する事でこのインデックスを有効に出来ます。要するにext3は素晴らしいファイルシステムということです。
-</p>
-
-<p>
-<b>ReiserFS</b>は全般的にとても良い性能であり、小さいファイル(4k以下のファイル)を扱うときはext2やext3よりもとてもときには10-15倍の高い性能を発揮するB*-ツリーベースのファイルシステムです。またReiserFSはとても良くできていて、メタデータジャーナリングを持ちます。カーネル2.4.18以降では、 ReiserFSは一般的な目的と大規模ファイルシステムの作成、たくさんの小さいファイルの利用、とても大きいファイルや大多数のファイルが含まれるディレクトリなどを扱う極端なケースにも堅実で使用に適しています。
-</p>
-
-<p>
-<b>XFS</b>は強健な特徴を持ち、拡張性に最適化されたメタデータジャーナリングを持つファイルシステムです。Linuxでのこのファイルシステムの使用はSCSI/ファイバーチャンネル記憶装置と無停電電源供給をもつ高機能なシステム以外はお勧めしません。XFSは積極的にRAM上に処理中のデータをキャッシュするので、 不適切な設計のプログラム(ディスクにファイルを書き込むときに適切な注意を取らないもの。そういったものは非常に少ないですが)では、不意ににシステムがダウンしたとき、かなりのデータを失う可能性があります。
-</p>
-
-<p>
-<b>JFS</b>はIBMの高性能なジャーナリングファイルシステムです。最近あともう少しで製品という所まで来てますが現時点では一般的な安定性において肯定的か否定的かを述べるのに十分な実績がありません。
-</p>
-
-</body>
+<include href="hb-install-filesystems.xml"/>
 </subsection>
 <subsection id="filesystems-apply">
 <title>パーティションにファイルシステムを適用する</title>
@@ -477,12 +440,12 @@
 </table>
 
 <p>
-例えば、 ブートパーティション(この例では<path>/dev/hda1</path>)をext2に、ルートパーティション(この例では<path>/dev/hda3</path>)をext3(今回の例として)にするには、以下の様にします。
+例えば、 ブートパーティション(この例では<path>/dev/sda1</path>)をext2に、ルートパーティション(この例では<path>/dev/sda3</path>)をext3(今回の例として)にするには、以下の様にします。
 </p>
 
 <pre caption="パーティションにファイルシステムを適用する">
-# <i>mke2fs /dev/hda1</i>
-# <i>mke2fs -j /dev/hda3</i>
+# <i>mke2fs /dev/sda1</i>
+# <i>mke2fs -j /dev/sda3</i>
 </pre>
 
 <p>
@@ -500,7 +463,7 @@
 </p>
 
 <pre caption="スワップパーティションを初期化する">
-# <i>mkswap /dev/hda2</i>
+# <i>mkswap /dev/sda2</i>
 </pre>
 
 <p>
@@ -508,7 +471,7 @@
 </p>
 
 <pre caption="スワップパーティションを有効にする">
-# <i>swapon /dev/hda2</i>
+# <i>swapon /dev/sda2</i>
 </pre>
 
 <p>
@@ -527,9 +490,9 @@
 </p>
 
 <pre caption="パーティションをマウントする">
-# <i>mount /dev/hda3 /mnt/gentoo</i>
+# <i>mount /dev/sda3 /mnt/gentoo</i>
 # <i>mkdir /mnt/gentoo/boot</i>
-# <i>mount /dev/hda1 /mnt/gentoo/boot</i>
+# <i>mount /dev/sda1 /mnt/gentoo/boot</i>
 </pre>
 
 <note>



-- 
gentoo-commits@lists.gentoo.org mailing list



^ permalink raw reply	[flat|nested] 6+ messages in thread

* [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml
@ 2009-03-09 15:00 Naoaki Shindo (shindo)
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From: Naoaki Shindo (shindo) @ 2009-03-09 15:00 UTC (permalink / raw
  To: gentoo-commits

shindo      09/03/09 15:00:17

  Modified:             hb-install-x86+amd64-disk.xml
  Log:
  sync to 1.13.

Revision  Changes    Path
1.4                  xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml

file : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.4&view=markup
plain: http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.4&content-type=text/plain
diff : http://sources.gentoo.org/viewcvs.py/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?r1=1.3&r2=1.4

Index: hb-install-x86+amd64-disk.xml
===================================================================
RCS file: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v
retrieving revision 1.3
retrieving revision 1.4
diff -u -r1.3 -r1.4
--- hb-install-x86+amd64-disk.xml	6 Jul 2008 15:45:34 -0000	1.3
+++ hb-install-x86+amd64-disk.xml	9 Mar 2009 15:00:17 -0000	1.4
@@ -4,9 +4,9 @@
 <!-- The content of this document is licensed under the CC-BY-SA license -->
 <!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->
 
-<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.3 2008/07/06 15:45:34 shindo Exp $ -->
+<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.4 2009/03/09 15:00:17 shindo Exp $ -->
 
-<!-- Original revision: 1.11 -->
+<!-- Original revision: 1.13 -->
 <!-- Translator: Infonomad -->
 <sections>
 
@@ -15,8 +15,8 @@
 この章では、これから使用できるようにディスクをパーティションで区切る方法を説明します。
 </abstract>
 
-<version>2.5</version>
-<date>2008-05-02</date>
+<version>6.2</version>
+<date>2009-01-09</date>
 
 <section>
 <title>ブロックデバイス入門</title>
@@ -225,8 +225,8 @@
 Disk /dev/sda: 240 heads, 63 sectors, 2184 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 bytes
 
-Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
-/dev/sda1             1        14    105808+  83  Linux
+   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
+/dev/sda1   *         1        14    105808+  83  Linux
 /dev/sda2            15        49    264600   82  Linux swap
 /dev/sda3            50        70    158760   83  Linux
 /dev/sda4            71      2184  15981840    5  Extended
@@ -287,7 +287,7 @@
 <body>
 
 <p>
-最初に小さなブートパーティションを作成します。新しいパーティションを作成するには<c>n</c>と入力します。そして基本パーティションを選択するのに<c>p</c>と入力するのに続き、1番目の基本パーティションを選択するのに<c>1</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、32Mバイトサイズののパーティションを作成するのに<c>+32M</c>と入力してください。
+最初に小さなブートパーティションを作成します。新しいパーティションを作成するには<c>n</c>と入力します。そして基本パーティションを選択するのに<c>p</c>と入力するのに続き、1番目の基本パーティションを選択するのに<c>1</c>と入力します。最初のシリンダーが表示されると、エンターキーを押してください。最後のシリンダーが表示されたら、32Mバイトサイズののパーティションを作成するのに<c>+32M</c>と入力し、ブート可能(bootable)フラグをセットしてください。
 </p>
 
 <pre caption="ブートパーティションを作成する">
@@ -313,7 +313,7 @@
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
-Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
+   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/sda1          1        14    105808+  83  Linux
 </pre>
 
@@ -338,7 +338,7 @@
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
-Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
+   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/sda1 *        1        14    105808+  83  Linux
 /dev/sda2         15        81    506520   82  Linux swap
 </pre>
@@ -360,7 +360,7 @@
 240 heads, 63 sectors/track, 3876 cylinders
 Units = cylinders of 15120 * 512 = 7741440 bytes
 
-Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
+   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
 /dev/sda1 *        1        14    105808+  83  Linux
 /dev/sda2         15        81    506520   82  Linux swap
 /dev/sda3         82      3876  28690200   83  Linux






^ permalink raw reply	[flat|nested] 6+ messages in thread

* [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml
@ 2011-10-19 13:27 Naohiro Aota (naota)
  0 siblings, 0 replies; 6+ messages in thread
From: Naohiro Aota (naota) @ 2011-10-19 13:27 UTC (permalink / raw
  To: gentoo-commits

naota       11/10/19 13:27:15

  Modified:             hb-install-x86+amd64-disk.xml
  Log:
  Sync to 1.16

Revision  Changes    Path
1.5                  xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml

file : http://sources.gentoo.org/viewvc.cgi/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.5&view=markup
plain: http://sources.gentoo.org/viewvc.cgi/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.5&content-type=text/plain
diff : http://sources.gentoo.org/viewvc.cgi/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?r1=1.4&r2=1.5

Index: hb-install-x86+amd64-disk.xml
===================================================================
RCS file: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v
retrieving revision 1.4
retrieving revision 1.5
diff -u -r1.4 -r1.5
--- hb-install-x86+amd64-disk.xml	9 Mar 2009 15:00:17 -0000	1.4
+++ hb-install-x86+amd64-disk.xml	19 Oct 2011 13:27:14 -0000	1.5
@@ -4,9 +4,9 @@
 <!-- The content of this document is licensed under the CC-BY-SA license -->
 <!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->
 
-<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.4 2009/03/09 15:00:17 shindo Exp $ -->
+<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.5 2011/10/19 13:27:14 naota Exp $ -->
 
-<!-- Original revision: 1.13 -->
+<!-- Original revision: 1.16 -->
 <!-- Translator: Infonomad -->
 <sections>
 
@@ -15,8 +15,8 @@
 この章では、これから使用できるようにディスクをパーティションで区切る方法を説明します。
 </abstract>
 
-<version>6.2</version>
-<date>2009-01-09</date>
+<version>9</version>
+<date>2011-08-23</date>
 
 <section>
 <title>ブロックデバイス入門</title>
@@ -99,7 +99,7 @@
 </table>
 
 <p>
-もしパーティション(もしくは論理ボリューム)がどれぐらいのサイズにすればいいのか、どれだけの数のパーティション(もしくはボリューム)かにすべきかを知りたいのならば読み進んでください。そうでなければ、今から<uri link="#fdisk">パーティション作成にfdiskを使う</uri>を読みながら、ディスクのパーティション作成作業を進めてください。
+もしパーティション(もしくは論理ボリューム)がどれぐらいのサイズにすればいいのか、どれだけの数のパーティション(もしくはボリューム)かにすべきかを知りたいのならば読み進んでください。そうでなければ、今から<uri link="#fdisk">パーティション作成にfdiskを使う</uri>または<uri link="#parted">パーティション作成にpartedを使う</uri>を読みながら、ディスクのパーティション作成作業を進めてください。(どちらもパーティション編集ソフトです。<c>fdisk</c>は有名で安定しています。<c>parted</c>は少し最近のソフトですが2TB以上のサイズのパーティションもサポートしています。)
 </p>
 
 </body>
@@ -165,8 +165,14 @@
 <subsection>
 <body>
 
+<impo>
+2TB以上のパーティションを扱うようなシステムであれば、fdiskではなく<uri link="#parted">パーティション作成にpartedを使う</uri>の方法を使ってください。
+<c>fdisk</c>は大きなパーティションを扱うことができません。
+</impo>
+
 <p>
-以下の部分では先に紹介した例のパーティション設定の作成方法を説明します。
+以下の部分では<c>fdisk</c>を利用したパーティション設定の作成方法を説明します。
+先に説明した通りのパーティションレイアウトを用います。
 </p>
 
 <table>
@@ -388,6 +394,195 @@
 </body>
 </subsection>
 </section>
+<section id="parted">
+<title>パーティション作成にpartedを使う</title>
+<subsection>
+<body>
+
+<p>
+ここでは先に例にあげたようなレイアウトでパーティションを作成する方法について説明します。
+前の章とは違い、この章では<c>parted</c>を使います。<c>parted</c>も<c>fdisk</c>もどちらもパーティションを作成するためのものですから、
+すでに<c>fdisk</c>でパーティションを作成できているのであればこの部分を飛ばして<uri link="#filesystems">ファイルシステムの作成</uri>に進むことができます。
+</p>
+
+<p>
+例として用いられるパーティションレイアウトは以下のようになっています。
+</p>
+
+<table>
+<tr>
+  <th>パーティション</th>
+  <th>種別</th>
+</tr>
+<tr>
+  <ti><path>/dev/sda1</path></ti>
+  <ti>ブートパーティション</ti>
+</tr>
+<tr>
+  <ti><path>/dev/sda2</path></ti>
+  <ti>スワップパーティション</ti>
+</tr>
+<tr>
+  <ti><path>/dev/sda3</path></ti>
+  <ti>ルートパーティション</ti>
+</tr>
+</table>
+
+<p>
+パーティションの割当てを自分の望むように変更してください。
+</p>
+
+</body>
+</subsection>
+<subsection>
+<title>現在のパーティションの割当てを見る</title>
+<body>
+
+<p>
+<c>parted</c>は<c>fdisk</c>をいくらか新しくモダンにしたようなものです。
+ディスクのパーティション設定を行なう簡潔なメニューを持ち、
+非常に大きなパーティション(2TB以上)をサポートしています。
+では、<c>parted</c>を起動してディスクのパーティションを設定しましょう。
+(この例では<path>/dev/sda</path>を使います。)
+</p>
+
+<pre caption="partedの起動">
+# <i>parted /dev/sda</i>
+GNU Parted 2.3
+Using /dev/vda
+Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands.
+</pre>
+
+<p>
+<c>parted</c>の全てのオプションを見るには<c>help</c>と入力してリターンキーを押してください。
+とりあえずいまは<c>print</c>コマンドを使って、
+選択したディスクの使用中のパーティションを表示します。
+</p>
+
+<pre caption="サンプルのパーティション設定のpartedによる表示">
+(parted) <i>print</i>
+Model: SCSI Block Device
+Disk /dev/sda: 21.5GB
+Sector size (logical/physical): 512B/512B
+Partition Table: msdos
+
+Number  Start   End     Size    Type     File system     Flags
+1      512B    2148MB  2148MB  primary  ext4
+2      2148MB  3222MB  1074MB  primary  linux-swap(v1)
+3      3222MB  21.5GB  18.3GB  primary                  lvm
+</pre>
+
+</body>
+</subsection>
+<subsection>
+<title>自由選択: GPTラベルの設定</title>
+<body>
+
+<p>
+x86/amd64のマシン上のほとんどのディスクはあらかじめ<e>msdos</e>ラベルを使ってパーティションされています。
+しかし、大きなパーティション(2TB以上)を作ろうとしているのであれば、
+<e>gpt</e>ラベル(<e>GUIDパーティションタイプ</e>)を使わなければいけません。
+<c>parted</c>では<c>mklabel gpt</c>とすることでgptラベルを使うことができます。
+</p>
+
+<warn>
+パーティションタイプを変更すると全てのパーティションがディスクから削除されます。
+ディスク上の全てのデータが失われます。
+</warn>
+
+<pre caption="GPTラベルの設定">
+(parted) <i>mklabel gpt</i>
+</pre>
+
+</body>
+</subsection>
+<subsection>
+<title>全てのパーティションを削除する</title>
+<body>
+
+<p>
+まだパーティションが(たとえば<c>mklabel</c>を事前にやっていたり、
+ディスクが新しく一からフォーマットされたものであるなどによって)全て削除されていなければ、
+最初に現在の全てのパーティションをディスクから削除します。
+<c>rm &lt;number&gt;</c>とします。&lt;number&gt;は削除したいパーティションの番号です。
+</p>
+
+<pre caption="パーティションを削除する">
+(parted) <i>rm 2</i>
+</pre>
+
+<p>
+同様にして必要ない全てのパーティションを削除してください。しかし、ミスをしないように気をつけてください!
+<c>parted</c>は変更をただちにディスクに反映します。(変更内容だけを記憶し、実際に保存したり終了したりする前に変更内容を「戻す」ことができる<c>fdisk</c>とは違う、というわけです)
+</p>
+
+</body>
+</subsection>
+<subsection>
+<title>パーティションを作成する</title>
+<body>
+
+<p>
+それでは先ほど述べたパーティションを作成していきましょう。
+<c>parted</c>でのパーティション作成はそんなに難しくはありません。
+以下の項目を<c>parted</c>に教えるだけです。
+</p>
+
+<ul>
+  <li>
+    使用する<e>パーティションの種類</e>。5つ以上のパーティションを作らない
+    (そして<e>msdos</e>パーティションラベルを使う)場合は通常<e>プライマリ</e>になります。
+    そうでない場合、4つ目のパーティションを残りのディスク領域を占める<e>拡張</e>パーティションとして作り、
+    その中に<e>論理</e>パーティションを作ります。<e>gpt</e>ラベルのパーティションを使う場合、
+    プライマリパーティションの数に制限はありません。
+  </li>
+  <li>
+    使用する<e>ファイルシステムの種類</e>。<c>parted</c>はほとんどの有名なファイルシステムをサポートしており、
+    パーティションにどんなパーティションIDを設定すればよいかも知っています。
+    とはいえ、<c>parted</c>がファイルシステムを作成してくれるわけでは<e>ありません</e>。
+    (<c>mkpartfs</c>を使ってファイルシステムを作成することもできますが、
+    ここでは通常の<c>mkfs.*f</c>コマンドを使用します。) 
+    このパーティションIDは自動検出するツールがどんなことをパーティションに行なえばよいのかを判断するのに使われます。
+  </li>
+  <li>
+    パーティションの開始位置(MBまたはGBで指定できます)
+  </li>
+  <li>
+    パーティションの終了位置(MBまたはGBで指定できます)
+  </li>
+</ul>
+
+<p>
+<c>parted</c>には、次の例でしめすように、パーティションのサイズを指定するだけで自動的に、
+パーティションの開始位置と終了位置を計算してくれるという利点があります。
+</p>
+
+<pre caption="パーティションを作成する">
+<comment># 32 mbyteの/bootパーティションを作成します</comment>
+(parted) <i>mkpart primary ext2 0 32mb</i>
+Warning: The resulting partition is not properly aligned for best performance.
+Ignore/Cancel? <i>i</i>
+
+<comment># 512 mbyteのswapパーティションを作成します</comment>
+(parted) <i>mkpart primary linux-swap 32mb 542mb</i>
+
+<comment># ディスクの残り全てを使うパーティションを作成します
+# -1s (マイナス1 s)がディスクの終わりを意味しています</comment>
+(parted) <i>mkpart primary ext4 542mb -1s</i>
+Warning: You requested a partition from 542MB to 21.5GB.
+The closest location we can manage is 542MB to 21.5GB.
+Is this still acceptable to you?
+Yes/No? <i>y</i>
+</pre>
+
+<p>
+さて、これで<c>print</c>コマンドを再度実行してパーティションが全て思った通りに設定されているかどうかを確認できます。
+うまくパーティションが設定されていれば、<c>quit</c>コマンドで<c>parted</c>を終了しましょう。
+</p>
+
+</body>
+</subsection>
+</section>
 <section id="filesystems">
 <title>ファイルシステムを作成する</title>
 <subsection>
@@ -419,11 +614,15 @@
 </tr>
 <tr>
   <ti>ext2</ti>
-  <ti><c>mke2fs</c></ti>
+  <ti><c>mkfs.ext2</c></ti>
 </tr>
 <tr>
   <ti>ext3</ti>
-  <ti><c>mke2fs -j</c></ti>
+  <ti><c>mkfs.ext3</c></ti>
+</tr>
+<tr>
+  <ti>ext4</ti>
+  <ti><c>mkfs.ext4</c></ti>
 </tr>
 <tr>
   <ti>reiserfs</ti>
@@ -444,8 +643,8 @@
 </p>
 
 <pre caption="パーティションにファイルシステムを適用する">
-# <i>mke2fs /dev/sda1</i>
-# <i>mke2fs -j /dev/sda3</i>
+# <i>mkfs.ext2 /dev/sda1</i>
+# <i>mkfs.ext3 /dev/sda3</i>
 </pre>
 
 <p>






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* [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml
@ 2011-10-26 11:21 Naohiro Aota (naota)
  0 siblings, 0 replies; 6+ messages in thread
From: Naohiro Aota (naota) @ 2011-10-26 11:21 UTC (permalink / raw
  To: gentoo-commits

naota       11/10/26 11:21:00

  Modified:             hb-install-x86+amd64-disk.xml
  Log:
  Sync to 1.18

Revision  Changes    Path
1.6                  xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml

file : http://sources.gentoo.org/viewvc.cgi/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.6&view=markup
plain: http://sources.gentoo.org/viewvc.cgi/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?rev=1.6&content-type=text/plain
diff : http://sources.gentoo.org/viewvc.cgi/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml?r1=1.5&r2=1.6

Index: hb-install-x86+amd64-disk.xml
===================================================================
RCS file: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v
retrieving revision 1.5
retrieving revision 1.6
diff -u -r1.5 -r1.6
--- hb-install-x86+amd64-disk.xml	19 Oct 2011 13:27:14 -0000	1.5
+++ hb-install-x86+amd64-disk.xml	26 Oct 2011 11:21:00 -0000	1.6
@@ -4,9 +4,9 @@
 <!-- The content of this document is licensed under the CC-BY-SA license -->
 <!-- See http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.5 -->
 
-<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.5 2011/10/19 13:27:14 naota Exp $ -->
+<!-- $Header: /var/cvsroot/gentoo/xml/htdocs/doc/ja/handbook/hb-install-x86+amd64-disk.xml,v 1.6 2011/10/26 11:21:00 naota Exp $ -->
 
-<!-- Original revision: 1.16 -->
+<!-- Original revision: 1.18 -->
 <!-- Translator: Infonomad -->
 <sections>
 
@@ -15,8 +15,8 @@
 この章では、これから使用できるようにディスクをパーティションで区切る方法を説明します。
 </abstract>
 
-<version>9</version>
-<date>2011-08-23</date>
+<version>11</version>
+<date>2011-10-17</date>
 
 <section>
 <title>ブロックデバイス入門</title>
@@ -55,7 +55,7 @@
 <body>
 
 <p>
-<keyval id="arch"/>のインストールCDではEVMSとLVM2のサポートを提供します。EVMSやLVM2ではパーティション設定の柔軟性が増します。このインストールハンドブックでは、"通常"のパーティションに焦点を当てますが、EVMSとLVM2もサポートされていることを知っておくのも良いことです。
+<keyval id="arch"/>のインストールCDではLVM2のサポートを提供します。LVM2ではパーティション設定の柔軟性が増します。このインストールハンドブックでは、"通常"のパーティションに焦点を当てますが、LVM2もサポートされていることを知っておくのも良いことです。
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 </body>
@@ -132,8 +132,15 @@
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 <p>
-しかし、複数のパーティションには一つ大きな欠点があります。
-正しく設定しないと、空き容量がかなりあるパーティションと空き容量の無いパーティションのあるシステムになってしまうでしょう。また、SCSIとSATAでは15個迄というパーティション数の制限があります。
+しかし、複数のパーティションにもいくつか欠点があります。
+正しく設定しないと、空き容量がかなりあるパーティションと空き容量の無いパーティションのあるシステムになってしまうでしょう。
+もうひとつやっかいなのはパーティション(特に<path>/usr</path>や<path>/var</path>といった大切なもの)が分かれていると、
+initramfsを使ってブートスクリプトが実行される前に、パーティションをマウントするように設定しなければいけない、ということもあります。
+とはいえ、これはどんな環境でも問題になるというわけではありません。
+</p>
+
+<p>
+また、SCSIとSATAではGPTラベルを使わなければ15個迄というパーティション数の制限があります。
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2011-10-26 11:21 [gentoo-commits] gentoo commit in xml/htdocs/doc/ja/handbook: hb-install-x86+amd64-disk.xml Naohiro Aota (naota)
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2011-10-19 13:27 Naohiro Aota (naota)
2009-03-09 15:00 Naoaki Shindo (shindo)
2008-07-06 15:45 Naoaki Shindo (shindo)
2008-02-17  1:02 Naoaki Shindo (shindo)
2008-02-07 17:52 Naoaki Shindo (shindo)

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